年々ストーカーの被害の増加と同時に警察への相談も比例して増えています。
個人情報がかんたんに手に入れられるようになったことから、誰でもストーカーになりやすい状況になっているといえます。
中でも元彼がストーカーになってしまったとの声をよく聞きます。
付き合っている時は、毎日のように会いたい気持ちを持っていたかもしれませんし、働いているときも”こっそり”トイレでLINEをチェックする日々もあったでしょう。
しかし、愛情はさめるものです。
愛の強さは人によって違い、あなたとの温度差が誤解をまねきます。
そしてゆがんだ形で愛が表現されているのがストーカー行為です。
『別れたから関係はもうお終い』と割り切れない人も多くいるのも事実ですよね。
あなたの考えと、元彼の考えることは”まったく違う”ということを理解してください。
そこで、元彼がストーカーになってしまい恐怖を感じないために、ストーカーの考え方を知っておきましょう。
あなたが危険な目に合う前に対策を打つことで安心して生活できるようになるはずです。
なぜ元彼がストーカーに?男性の心理を知ることで対策
いったいなぜストーカー行為に及んでしまうのでしょうか?
実は、そこには男性と女性の心理の違いが隠されています。
もしかしたら、付き合っているときのあなたの振る舞いが原因で元彼がストーカーになってしまったかもしれません。
まずは男性の心理を知ってストーカーになってしまう原因を探っていきましょう。
恋愛経験がほとんどない男性はストーカーになりやすい
もしかしたら、元彼は恋愛をほとんどしてこなかった人かもしれません。
最近は、大人になってから恋人ができたという方も珍しくありません。
クラスでもおとなしく、女子との接点がなかった子がいましたよね?
そんな人が付き合い始めたら、あなた以上に思い入れが強くなってしまうことでしょう。
別れたことが、現実として受け止められない状態になってしまっている人はストーカーになりやすいです。
自己評価が低い男性がストーカー行為をしてしまう
自分に自信がなく、自己評価が低い人もストーカーになりやすいです。
自信がないから、相手に依存してしまうのです。
恋人とのつながりがなくなったことの喪失感は、あなたが思っているよりも強くなっています。
自分を支えてくれていた存在が離れていくのですから..
まるで裏切られたかのような感覚に陥ってしまうことから、ストーカー行為に及んでしまいます。
心のよりどころを失った人間がどんな行動をとるかは想像できますよね。
さみしがりやの男性がストーカーをせざるをえなくなってしまう
ストーカーをしてしまう男性は気が弱く繊細な人が多いです。
一人が怖くてしょうがない精神が弱い人がなる傾向にあります。
いまだに、別れてもあなたのことを想う気持ちがおさまらなくてストーカーをしてしまいます。
とにかくあなたに振り向いてもらいたくてしょうがない状態です。
まるでお母さんにかまってほしく駄々をこねている子供のような精神状態です。
ストーカーはやっぱり怖い!不安を解消するストーカー対策
ストーカー被害を受けている生活は毎日が苦しいですよね。
気が休まらないことは、ストレスをため続けるだけになってしまいます..
そんな悩みを抱えて生活することは体にも心にも負担がかかるので、対策をとり安心して生活がしたいものです。
実は少しの工夫でストーカーからの被害を抑えることができます。
うまく男性心理を利用し、主導権をにぎれるように仕向けてみましょう。
ストーカー対策の基本!証拠を集める
まずはストーカーをされている証拠を集めましょう。
警察に動いてもらう時や裁判で有利にもっていくために必要です。
例えば、防犯カメラやレコーダーなどを使用し、どんな状況下を客観的に判断できるようにしておきます。
相手との接触する時も常備しておくと安心です。(郵便物なども立派な証拠になります)
あなたが嫌がるものを送ってくる男性がいるので、写真におさめて日時をメモしておきましょう。
実は、細かな情報ほど価値が高くなります。
周りの人に協力をしてもらう!ストーカーには一人で立ち向かわない
ストーカーになってしまった状態の男性は危険です。
逆上して危害を加える恐れがありますので、決して一人でストーカーに立ち向かわないでください。
あなたに被害があってからでは遅いので、身の回りにいる男性に力を借りましょう。
驚くべきことですが、基本的にストーカーをしている男性は自分が犯罪をしている自覚がありません。
好きだからしていると無意識のうちにゆがんだ愛情を押し付けているのです。
客観的になってもらうためにも男性に注意されれば被害がおさまる場合もあります。
いざとなったら警察まで!法の力でストーカー対策
一番効き目がある忠告は警察の方にお願いしましょう。
さすがに警察に注意されたらストーカーにも自覚が目覚めます。
元彼の友人や家族にも連絡がいくことで、あなたが被害に苦しんでいることを伝えます。
自分から身を引いてくれることがストーカー解決では理想です。
また、あなたが住んでいる近くを巡回してもらうこともできるので、ストーカーに困っていたら警察に相談することも1つの手段として考えてみてください。
ストーカーになりそうな男性に注意!ストーカー予備軍を避ける
そもそもストーカーになりそうな男性には最初から関わらないほうが身のためです。
できれば他人のままでいられれば安心して生活ができます。
よく観察するとストーカーをしてしまう男性には特徴があるので、最初から知っておくことで対策を取りやすくなります。
なるべくストーカー予備軍の男性と距離をおいて接することを心がけていきましょう。
女性蔑視の傾向が強い!異性を強く意識していることがストーカーを生む
あなたの身の回りに一人はいませんか?
やたら女性を差別する男性..
女性を見下したがる人は女性に固執している証拠です。
こういった男性と交際すると自分が見下されるだけでなく、別れた後も嫌な関係が続いてしまう可能性があります。
もしもあなたが、女性を蔑視する男性に気に入られているとしたら注意しましょう。
あなたに隙があると見られていますので、ご自身の振る舞いを客観的に判断して改善する必要があります。
自己愛が強くプライドも高い!ストーカーは自分が傷つくことが怖い
気が小さい人はプライドが高いことはご存じでしょうか?
自分を強く見せることで弱さを隠しており、かっこ悪いことをしている自覚もありません。
男性は女性にカッコ良く見られたい生き物ですが、弱さを隠していることは自分が弱いことを周囲にもらしているようなものです。
小さなことにも気が動転しやすいので、少しの刺激で逆上しやすい特徴があります。
ほんとうは繊細で拒絶されることが怖い!ストーカーは依存心が強い生き物
そして本当に傷つきやすい心をもった男性がストーカーになりやすいです。
愛情が強い状態で振られたら自分が傷ついたと思ってしまいます。
そして逆上して危害を加える恐れが出てきます。
女性が思っているよりも男性は傷つきやすい生き物なので、安易に刺激をしないほうがよいでしょう。
ストーカーを生む原因は愛情を裏切られたという感情です。
女性の考えは男性には伝わらない前提で対策をしていく必要があります。
まとめ
ストーカー被害にあっていて怖い思いをしている女性は多いです。
しかも、相手が元彼である場合がほとんどです。
女性と違って男性は昔付き合った女性を簡単に忘れることができません。
本当は、精神的に弱い生き物であると認識しておきましょう。
ストーカーをしてしまう男性には、あなただけの力で解決するのではなく、周囲の人に協力してもらうことが解決の近道です。